ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアとの戦闘終結後の「安全の保証」について、来週、全体の枠組みが文書化されるとの見通しを示しました。

ゼレンスキー大統領は28日、アメリカやヨーロッパの国々が提供を検討するウクライナの「安全の保証」について、「来週には全体の枠組みが文書化される予定だ」とSNSで明らかにしました。

「安全の保証」をめぐっては、ヨーロッパの有志国が地上部隊の派遣を検討する一方、アメリカは防空面で支援する意向を示すなどしていて、各国の役割や関与の度合いが焦点となっています。

29日にはニューヨークで、ウクライナのイエルマーク大統領府長官らとアメリカのウィットコフ特使らとの会談が行われる予定で、「安全の保証」などについて協議するとみられています。