米軍嘉手納基地に一時的に配備されている海兵隊の無人偵察機「MQ-9」について、沖縄防衛局の担当者が27日県庁を訪れ、配備が無期限になることを伝えました。
海兵隊の無人偵察機MQ-9は去年8月、「1年間限定」として嘉手納基地に配備されました。
偵察活動を強化するためにMQ-9の無期限配備が決まったと説明したのに対し県は、無期限配備の撤回や負担軽減策について米側に申し入れるよう求めたということです。
▼又吉信 基地対策統括監
「嘉手納飛行場は、負担増しかない」「仮に(配備期間を)延ばすのであれば、それに見合って、例えば有人でやっていた偵察などの部隊を含めて減らせないかというところは言ったんですけども、減らさない、と」
沖縄防衛局は、機体の配備数はこれまで通り6機以下、装備品にも変更はないとしています。
嘉手納基地にはこのほか、空軍のMQ-9や海軍のMQ-4が無期限配備されていて、戦闘機だけでなく無人機の活動拠点としての基地の性格が色濃くなっています。
注目の記事
思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

恒星間天体「3I/ATLAS」まだ“真の姿”を見せていない可能性…原因は「宇宙線による日焼け」か 太陽系外から飛来した天体の謎

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

【独自】旧統一教会の"財産移転先"天地正教とは 「弥勒菩薩は文鮮明氏」宣言から濃くなった教会の色...過度な献金要求を元信者が証言 二代目教主「乗っ取られた」旧統一教会の見解は【実態取材・前編】

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本

「すごい話題の宝庫」元新聞記者が限界集落で新聞社 地域密着の小院瀬見新聞「すばらしい過疎地」発信 富山・南砺市









