介護や福祉の分野の人材不足を解消していこうという取り組みです。赤磐市は、事業所と求職者を結びつける催しを開きました。

「長らく事業を行っておりますので、働きやすさといったところについては、すごく自信を持っております」
「デイサービスでは、入浴や食事の支援に加え、レクリエーションやリハビリを通じ、きょうも来てよかったと思える時間を大切にしています」

赤磐市が、おととい(8月24日)、初めて開催した介護・福祉の就職フェアです。

仕事を求めている人に魅力や働きがいを知ってもらおうと赤磐市に事業所がある25の法人が参加し、PRしていました。

市が今年2月、市内の介護分野の事業所を対象に職員の状況などをアンケートしたところ、約7割が不足と答えたということです。会場では個別の面談会も開かれ、訪れた人は、職場環境や働き方などを聞いていました。

(訪れた人)
「就労条件とか労働環境のこととかも一気に知ることができたのでよかったなと思います」
「利用者の支援の仕方とかも私の考えていること以外のことでもあったので、すごく勉強になりました」

(赤磐市介護保険課 加藤智史さん)
「人と関わる仕事の大切さややりがい、魅力、また、楽しさといった側面もありますので、ぜひ、そのようなものを事業所の方との話の中で感じていただけたらと考えております」

赤磐市では、高齢者や障害がある人に安定したサービスの提供ができるよう今後も人材不足の解消に向けた取り組みを続けていきたいということです。