中学生が、社会に向けての意見や未来への希望などを発表する「少年の主張山梨県大会」が、甲府市で開かれました。

この大会は、県青少年協会などが毎年開催しているもので、県内の中学生277人から選ばれた10人の生徒が参加しました。

留学を通して相手の立場で考える大切さを学んだことや、広島の原爆ドームを訪れて感じた平和への思いなど、それぞれが考えたテーマで、5分間堂々と弁論しました。

このうち、山梨大学教育学部附属中学校3年の高瀬遥さんが、最優秀賞を受賞しました。

高瀬さんは、「去年認知症だった祖父を亡くし、若い世代の認知症への理解が足りないと感じたことから、学校で学ぶ機会が必要だ」と主張しました。

高瀬さんは、今後関東甲信越などのブロック大会で、原稿と動画の審査に臨みます。