愛媛県松山市の保健所は22日、市内の高齢者施設で、サルモネラ菌による集団食中毒が発生し、食事を提供していた業者を営業停止処分にしたと発表しました。

松山市保健所によりますと、今月14日に、市内のサービス付き高齢者向け住宅で食事した入居者78人のうち、70歳から100歳の男女31人が嘔吐や発熱などの症状を訴え、このうち5人が入院したということです。

調査の結果、保健所は、施設で提供された食事を原因とするサルモネラ菌による食中毒と断定し、調理した松山市若草町の飲食業「0H4857愛媛(ぜろえいち よんはちごうなな えひめ)」を22日から5日間の営業停止処分にしました。

なお、入院した5人を含め症状を訴えた31人はおおむね、回復に向かっているいうことです。