戦後80年の今年、甲府空襲などで命を落とした人たちの合同慰霊式を甲府市が行いました。
この合同慰霊式は甲府市の戦没者や原爆の犠牲者を追悼するため5年に一度、甲府市が行っています。

式典には樋口雄一甲府市長のほか戦没者の遺族などおよそ200人が参列し献花や祈りを捧げていました。
甲府市遺族連合会 河西佐智子さん:
「みんなで語り継いでいかなければ、このまま終わってしまうのではないか、(次世代に)伝えていかなければいけない責任が私たちにはありますから」
市によりますと甲府市関係では4196人が戦争の犠牲となっていますが、戦後80年の時が過ぎ、次の世代に戦争の教訓などを語り継ぐことが課題となっています。