北日本は低気圧や前線の影響で大雨に警戒
サハリン付近の低気圧は、オホーツク海を北東進し、寒冷前線が18日にかけて北日本を通過する見込みです。また上空5760m付近のマイナス9℃以下の寒気を伴う気圧の谷が北日本を通過する見込みです。19日には別の前線を伴った低気圧が中国東北区から日本海北部へ進む予想です。
前線や低気圧に向かう下層の暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。このため雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があります。
北日本では17日は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。19日にかけては土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に加え、落雷や突風、降ひょうにも注意が必要です。局地的には竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
また、前線や低気圧の周辺では気圧の傾きが大きくなるため、北日本では17日と19日は強風にも注意が必要です。

本州は高気圧に覆われ猛暑、局地的に大雨も
太平洋高気圧は19日にかけて日本の東付近に停滞する見込みです。本州付近は高気圧に覆われ、晴れて気温が上昇し、猛暑日となる所があります。熱中症などの健康管理に注意が必要です。
また、気温の上昇や高気圧縁辺の下層暖湿気の影響で、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があります。
東日本では17日は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。
西日本から東日本では19日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するとともに、落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。局地的には竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
