アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領がアラスカで首脳会談を行いました。両首脳は成果を強調しましたが、焦点だったウクライナの停戦は合意に至りませんでした。
アメリカ トランプ大統領
「きょうはいくつか大きな進展があった。私はずっとプーチン大統領と素晴らしい関係を築いてきた」
トランプ大統領とプーチン大統領は15日、アラスカのアメリカ軍基地でおよそ2時間半、首脳会談を行いました。ロシアによるウクライナ侵攻開始後、アメリカとロシアの首脳が対面で協議するのは初めてです。
会談後、両首脳は共同で記者会見を行い、トランプ大統領は「極めて建設的な会談だった」などと成果を強調しました。ただ、ウクライナの停戦合意には至らず、具体的にどのような点で一致したのかも明らかにしませんでした。
また、プーチン大統領も「有益な会談だった」とする一方、「ウクライナ問題を持続可能かつ長期的に解決するためには、危機の根本原因をすべて除去する必要がある」と強調しました。
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