あす8月15日の終戦の日を前に、山梨県富士吉田市では戦争で犠牲になった人の霊をまつる「忠霊塔」の一般公開が始まりました。

富士山の撮影スポットとして国の内外から観光客が訪れる新倉山浅間公園の「忠霊塔」は、戦没者を慰霊する塔です。

毎年、8月15日の終戦の日に合わせ地元の遺族会が塔の内部を一般に公開しています。

塔の中には日清戦争以降、戦争で犠牲になった市内出身者1055人の位牌が納められていて、公開初日のきょう14日は遺族らが線香をたむけ犠牲者を悼んでいました。