長崎に原爆が投下されて、きょうで80年です。平和祈念式典で長崎市の鈴木市長は、世界に向け核兵器の廃絶を訴えました

原爆投下から80年、長崎は祈りの朝を迎えました。長崎原爆による犠牲者はその年の末までに7万4000人にのぼり、被爆者の平均年齢は86歳を超えました。

胎内被爆した男性(79)
「母親は全身ケロイド、胎内被曝でなんとか生まれてきました。平和に見えますけど、難しい時代ですね」

今年の式典には、去年、出席を見合わせたG7各国やロシアなど紛争当事国の駐日大使らが参列しました。

平和宣言で長崎市の鈴木市長は、世界の指導者へ核兵器廃絶の実現に向けた具体的道筋を示すよう訴えました。