先月(7月)下旬から雨が少なく、香川県の水がめ、早明浦ダムの貯水率の低下が予想されることから、吉野川水系水利用連絡協議会は取水制限に入るかどうか、今後の対応について協議をはじめました。

きょう(6日)、高松市で吉野川水系水利用連絡協議会の幹事会が開かれ、現在の貯水池の運用状況などが報告されました。

早明浦ダムのきょう午前0時現在の貯水率は86.9%と平年より高くなっているものの、8月の雨の量は14ミリと先月下旬から雨が少ない状態です

(高松地方気象台 松下敏裕気象防災情報調整官)
「今後の天候経過に留意するとともに水管理にも注意が必要だと考えます」

(四国地方整備局 石崎隆弘河川部長・吉野川水系水利用連絡協議会幹事長)
「お盆時期というところに差しかかりますのでその際の取水制限というところも対応が必要になるということも想定しておりますので」

協議会は取水制限などについて、あさって(8日)の午後発表する予定です。