自民党はきょう、参議院選挙の敗北を受けて全国の幹事長、政調会長らによる会議を開催しました。会合では、政策の発信などについて「党本部主体でしっかりやってほしい」などの意見が相次いだということです。

自民党はきょう午後、石破総理も出席して、全国の地方組織の幹事長や政調会長とオンラインによる会議を開催しました。

会合後、小野寺政調会長は、政策の発信など党の広報について地方組織から指摘が相次いだと明らかにしました。

自民党 小野寺政調会長
「政策についてもっと国民の皆さんに刺さるような、そういう政策を作ってほしかったと。政策の問題やSNSでの対応について、党本部が主体でしっかりやっていただきたい、広報の問題がかなり多く出たと思います」

また会合では、政策の問題以外にも「政治と金の問題が有権者の中にはまだある」などの指摘や、「いまの党内の内輪揉めを止めて一丸となってやってほしい」との声があがったということです。