今年度の最低賃金を全国平均で時給1118円とする目安がまとまったことについて、石破総理は「賃上げこそが成長戦略」という政権の理念や取り組みが浸透し、成果に繋がっているとの考えを示しました。
石破総理
「(最低賃金は)全国加重平均では1118円ということになります。賃上げこそが成長戦略の要という基本的な理念、そしてこれまでの取り組みが着実に浸透し、成果を上げていると考えております」
厚生労働省の審議会は4日、企業が労働者に支払わなければいけない最低賃金を、全国平均で時給1118円とする目安をまとめました。前の年から6%、金額で63円の引き上げとなっていて、上げ幅は去年を上回り過去最大です。
政府は2020年代に1500円にすることを目標にしていますが、石破総理は「今後の政策、施策の効果があらわれることによって、達成可能だ」と強調するとともに、国の目安を超えて最低賃金を引き上げる地域に対しては重点支援をおこなうとしています。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット「嘘だと思われる」ユーチューバーへの取材で見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









