山梨県北杜市の神社で薪能が上演され、これに先立ち伝統芸能の「能」を体験する教室も開かれました。

北杜市小淵沢町にある身曾岐神社で3日、市内の小学生と保護者などおよそ120人を対象にした能の体験教室が開かれました。

毎年8月3日に開かれる八ヶ岳薪能の上演前に実施されたもので、能楽師の辰巳満次郎さんから振り付けや歌の指導を受けました。

その後の舞台では、野村萬斎さんらによる狂言が披露されました。

そして舞台の脇にかがり火が灯され、能が上演されました。

揺らめく炎で舞台が照らされ、幻想的な雰囲気に包まれる中、観客は伝統芸能の奥深さを堪能していました。