自民党はきょう、参議院選挙に敗北した原因などを検証する総括委員会の初会合を開きました。関係者へのヒアリングなどを行い、来月中に報告書をとりまとめる方針です。

自民党 森山裕 幹事長
「改めることをはばからず、国民政党としての多くの信任をいただけるよう、党一丸となって取り組んでまいりたい」

総括委員会の委員長を務める森山幹事長は、初会合の冒頭、参議院選挙の敗北について「国民からの厳しい声を厳粛に受け止めなければならない」と話し、敗因を分析し、課題を洗い出す考えを示しました。

委員会では今後、地方組織や支援団体、有識者などからヒアリングを行い、来月中に報告書をとりまとめる方針です。

森山氏は総括を終えたあと、敗北した責任をとるため辞任する可能性を示唆しています。

また、自民党は重要な議案を決定できる「両院議員総会」を来月8日に開催する方針を固めました。