アメリカのハリス前副大統領は、来年11月に予定されている西部カリフォルニア州の知事選挙に出馬しないと表明しました。次の大統領選挙の出馬に可能性を残したと受け止められています。

アメリカのハリス前副大統領は30日、「ここ数か月、私はカリフォルニア州の知事選挙に出馬するべきか真剣に考えてきましたが、深く考えた結果、出馬しないことを決断しました」とSNSに投稿しました。そのうえで、自身の方向性について、「今後、数か月以内にさらなる詳細を共有します」とつづりました。

「ワシントン・ポスト」など複数のアメリカメディアは、ハリス氏が2028年の次の大統領選に出馬する可能性を残したとの見方を伝えています。

ハリス氏は、去年の大統領選挙で民主党候補として立候補しましたが、共和党候補のトランプ氏に敗れました。その後、ハリス氏が地元・カリフォルニア州で来年11月に行われる知事選挙への出馬を検討していることが明らかになっていました。