夏休みの子どもたちに防災意識を高めてもらおうという講座が香川県高松市で開かれています。
「料理する時のエプロンとかに使うのはどう?油の事故とかあるやん、火災の」

講座は香川大学が小学5年生を対象に開いたものです。災害のメカニズムやリスクを学び、命を守る知恵を身に着けます。子どもたちは、消防士が着る耐熱や耐水性に優れた防火衣の説明を受けたあと、その生地をいかした防災グッズを考えました。
(参加した子ども)
「両手が開いた方がいいよねという話で、ショルダーバッグになりました。逃げやすいと思います」
「ポンチョ。雨の日とかでも使えるし身軽にいけるので」

(香川大学 金田義行特任教授)
「子どもの頃からいろんなことを学んで自分たちで考える行動に移す。そういう訓練をするために、さぬきっ子防災リーダー養成講座をつくっています」
講座は3日間開かれ、子どもたちは防災食を食べたり、救命処置を学んだりしながら、災害時の思いやりや助け合いの心を育みます。