都城市は、小中学校などでの出前講座で活用する「モバイルプラネタリウム」を県内で初めて導入しました。

(三浦功将記者)「屋内に設置されたナイロン製の生地でできたこちらの大きなドーム。ひとたび中に入ると、満天の星空が広がっています」

都城市が導入したのがこちらのモバイルプラネタリウム。

空気で膨らませた布をドーム状にし、内側に投影機を設置するとプラネタリウムができあがります。

モバイルプラネタリウムは、今年10月から市内にあるたちばな天文台のリニューアル工事が始まるのに伴い導入され、工事期間中に行う出前授業で活用することにしています。

(たちばな天文台学芸員 岩穴口栄市さん)「これから私たちが出向いていって、みなさんの街でこういうモバイルプラネタリウムを通じてみなさんに星空を楽しんでいただければと思っている」

モバイルプラネタリウムを使った出前講座は、都城市内の小中学校や高齢者施設などで開かれる予定です。