戦後80年にあわせ、山梨平和ミュージアムが戦争体験や戦後の暮らしの手記をまとめた書籍を発行しました。

甲府市朝気にある山梨平和ミュージアムは、20年前から5年ごとに戦争体験記を募集し、出版しています。
5冊目となる今回は県の内外に住む41人から寄せられた40の手記をまとめ、今月25日に発行しました。

タイトルは「戦後を生きて思うことー戦後80年にあたってー」最高齢は甲州市に住む93歳の男性で、学徒動員での労働の様子や目の当たりにした熊谷空襲の被害など生々しい体験を綴っています。
このほか戦争体験の記録や、戦後生まれの世代による、現代社会への思いなど戦争と平和に対する様々な考えに触れることができます。
書籍は1650円で、インターネット通販のほか、県内の主な書店などで販売されています。