広島電鉄の新たな路線「駅前大橋ルート」の開業まで残り6日となった27日。関係者向けの試乗会に参加して、新しい「広島の車窓」を撮影しました。

広島電鉄の新路線「駅前大橋ルート」の開業まで1週間となった27日、広島市の松井市長と、広島電鉄の仮井社長、JR西日本の飯田広島支社長が新たな路線を試乗しました。

開業すると、広島駅から紙屋町・八丁堀や広島港方面への所要時間は、これまでより4分ほど短縮。また、広島駅2階への乗り入れで、JR改札と路面電車のホームとの間が、段差無く移動できるようになります。

運転士「信号よし、B1番、ポイントよし」
記者「並走していた車とわかれ、路面電車が駅の2階へと入っていきます」

松井一実広島市長
「駅の中央空間に吸い込まれるような気持ちで、非常に気持ちよく入ってまいりました。皆さんもこの心地よさを楽しんでいただけることを心から期待しています」

広島電鉄 仮井康裕社長
「駅の空間を上からも横からも皆さんに見られていて、非常に注目度高く期待いただいているとひしひしと感じております。きっちり最後の仕上げをして8月3日を迎えたいと思っております」

JR西日本広島支社 飯田稔督支社長
「新幹線と在来線と路面電車とシームレスな移動が実現しまして、広島市の中心の紙屋町・八丁堀と広島駅周辺と交通ネットワークが充実してきまして、まちづくりがさらに進化すると期待がございますし、そうなることを改めて意を強くしたところでございます」

駅前大橋ルートの運行開始と、路面電車の広島駅2階乗り入れは、来月3日からです。