福島県は、水田のイネに被害を及ぼすカメムシ「斑点米カメムシ類」が多く発生する見込みとして、県内全域に注意報を発表しました。
「斑点米カメムシ類」は、稲の穂から養分を吸って玄米の一部に斑点を作るため、米の等級が落ちるなどの被害を与えます。
県が、7月上旬に県内34地点の水田周辺で行った調査によりますと、今年は発生した地点が例年より1割ほど多く確認されたということです。
原因は、エサとなるイネ科の雑草が多かったことなどとみられ、今後1か月は平年より気温が高い予想で多発が予測されるため、県内全域を対象に注意報を発表しました。
県では、農薬の散布など的確な防除対策をとるよう農家へ呼びかけていくほか、7月10日には果樹に被害を与える他のカメムシに対しても注意報を出しています。
注目の記事
【独自】八丈島・土石流被害の教職員住宅は「土砂災害特別警戒区域」指定も都は入居者に説明せず 2度の改修要求も工事は行われず「ちょっと間違えば死んでいた」 台風22号・23号

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

誘導された避難先で“土石流直撃”「指定の避難所と別の場所に誘導」台風被害の八丈島 約3週間後も断水続く

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

デマと誹謗中傷飛び交った宮城県知事選「悪行14選」拡散した男性は? 誤情報でかすんだ政策論争【報道特集】









