愛媛県松山市内の飲食店でテイクアウトしたサンドイッチを食べた19人が、発熱やおう吐などの症状を訴え、市の保健所は、食中毒と断定しました。
食中毒が発生したのは、松山市平井町のテイクアウト型の飲食店です。
市の保健所によりますと、今月20日、この店をグループで利用した客から「18日に食事した7人に発熱・吐き気などの症状があり、医療機関を受診したところ食中毒の可能性があると指摘された」といった内容の相談がありました。
保健所が調査を行ったところ、この7人のほか、サンドイッチを食べた12人からも同様の症状が確認されました。また、便から「サルモネラ属菌O9群」が検出されたことなどから、この店の食事が食中毒の原因と判断しました。
症状の出た男女19人のうち12人が病院を受診し、女性2人が入院したということですが、現在は、おおむね回復に向かっているということです。
市の保健所は、この店を今月25日から27日まで、3日間の営業停止処分としました。
今年に入り、松山市保健所管内でサルモネラ菌による食中毒の発生が確認されたのは今回が初めてということで、県内全域では3件目となります。
注目の記事
「価格破壊の店」「市民の味方」物価高続く中”10円焼き鳥”守り続ける店主の思い 創業75年の老舗居酒屋 福岡・大牟田市

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

障がい者就労支援で疑惑「数十億円規模」の給付金を過大請求か 元職員が語った加算制度の悪用手口「6か月ごとに契約だけ切り替えて...」 事業所の元利用者も"高すぎる給付金額"に不信感

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

15年前の“時効撤廃”なければ逮捕されることはなかった 安福久美子容疑者(69) 別事件の遺族は「ぱっと明るくなりました」 全国には未だに350件以上の未解決事件









