カンボジアの首都プノンペンで中国系詐欺グループの拠点が摘発され、日本人4人を含む28人が現地当局に拘束されました。

カンボジア政府の発表によりますと、首都プノンペンで23日、現地当局が中国系詐欺グループの拠点とみられる集合住宅を捜索し、中国人ら28人を拘束しました。摘発されたグループの中には日本人4人も含まれるということです。

拠点からは詐欺に使われていたとみられる多数のスマートフォンやパソコンが押収されたほか、拳銃や麻薬なども見つかったとしています。

多くの国際犯罪組織が流れ込んでいるカンボジアでは、フン・マネット首相が詐欺拠点の撲滅を指示。先月27日から今月22日にかけて国内130か所以上を摘発し、中国人など3000人あまりを拘束しています。