パレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘をめぐり、アメリカ政府は停戦について協議するため、ウィットコフ中東担当特使を中東に派遣すると明らかにしました。

アメリカ国務省 ブルース報道官
「(中東の)どこに行くか、具体的な場所は教えられないが、彼(ウィットコフ特使)は停戦のための交渉を続けられる立場にあり、合意には期待が持てます」

アメリカ国務省のブルース報道官は22日、ウィットコフ中東担当特使がハマスとイスラエルの停戦を協議するために中東へ向かうことを明らかにし、合意の成立に強い期待感を示しました。

ブルース報道官は具体的な派遣先について明らかにしませんでしたが、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は複数の関係者の話として、停戦交渉に進展がみられれば、ウィットコフ氏は今週末カタールへ向かい、協議に参加する方針だと報じています。