全国高校女子野球大会で広島県廿日市市の佐伯高校が快進撃を見せています。

全国から67チームが集まるこの大会。19日、県立佐伯高校の初戦の相手は國學院栃木。1-1で迎えた2回裏の佐伯高校の攻撃は1アウト3塁のチャンスで8番北村。レフトへはじき返し、勝ち越しに成功。佐伯高校はその後も得点を重ね10-3のコールドで國學院栃木を下しました。


21日の3回戦の相手は埼玉の大宮商業。

2-2と緊迫したゲーム展開の中、佐伯高校のエース高橋は粘りのピッチング。変化球で大宮商業打線を翻弄しフライアウトの山を築きます。

すると6回裏、高橋の好投に仲間が応えます。5番兼平、6番山上、8番北村、3つのヒットで満塁。ここで相手にバッテリーエラーが出て勝ち越し。

最終回は高橋が3人できっちり押さえて佐伯高校3-2で勝利。ベスト16となりました。

試合後、西村心采妃主将は「歴史に残る代になったかな。うれしいです。ベスト16は強いので、相手にのまれない野球をやりたいです」と抱負を語りました。