シリーズでお伝えしている「家計のミカタ」。3回目は「投資」について考えます、今回の数字は「25万円」。1年前に1万ドル分外貨預金していれば、計算上、家計の足しになった金額です。円安基調の波が個人投資家たちの動きにも変化をもたらしています。
<和田啓記者>
「海外の高い成長率に期待するなど、海外投資に魅力を感じる個人投資家も多いようです」
資産運用の手助けをする野村證券のブースには、多くのお客さんが訪れていました。
<個人投資家>
「日本も今までは良かったが、これからは逆に中国とか、ほかのところのが強くなってきている」
Q 海外が投資先になるのは自然なこと?
「そうそう。チャンスだと思うよ。こういう時がチャンスじゃないですか」
<野村證券静岡支店 吉本英樹課長>
「直近の円安の流れを受けて、外貨預金をはじめとした外国債券の投資の相談は大変多くなっている」
2021年、1ドル=110円台だった円相場は、たった1年で一時、150円を越えるなど、専門家も驚くスピードで円安が進行。なかなか収入が上がらない今、海外とのお金の価値の差を活かした取り引きによって利益を得ようと、静岡支店の扱う外貨預金・外債資産は2021年に比べて、およそ10%増加しています。
例えば、2021年11月に1万ドルを外貨預金していたら、円安の進行などによってドルの価値が高くなり、1年後のきょう11月16日は計算上、およそ25万円分の利益を家計の足しにできたことになります。
<野村證券静岡支店 吉本英樹課長>
「資産価値は日本円ベースで減ってきてしまっている。そこに危機感を覚えて海外の方に振り向けていく動きは出始めている」
ただ、為替取引には家計にとってマイナスになってしまうリスクも…
静岡県森町在住の女性は仕事をしながら、2児の子育てをしていて、子どもの将来の資金を確保するため、4年ほど前から投資を始めました。今や資産の半分以上を投資に回していますが…
<投資に挑戦中の女性>
「FXがすごく上がって下がって、上がって下がってっていうのが、大きくなったので、私的には追いつかなくなっちゃったのですごい影響を受けたと思います。マイナス30万くらい出しちゃったのかな」
通貨の価値の差で利益を得る為替の取引は近年、変動率が極端に上がっているため、投資のタイミングを間違えると大きな損失を生む可能性があるのです。女性は投資先が偏らないよう工夫を始めています。
<投資に挑戦中の女性>
「何があってもいいように分散(投資)はしています。ちょっと落ちても、その分くらいはキープできてるかなとか。物価上昇とかも毎月5000円でも1万円でもプラスになるようなところに預けていたらその分はカバーできるかなとか、そんな感じです」
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