パキスタン東部などで大雨による被害が広がっていて、過去24時間で54人が死亡しました。

AFP通信によりますと、パキスタン東部・パンジャブ州などで、大雨に伴う鉄砲水や建物の倒壊によって、17日までの24時間に54人が死亡したほか、227人が負傷しました。

また、現地メディアによると、首都・イスラマバードといった都市部でも洪水の被害などが発生しているということです。

先月下旬に雨季に入ったパキスタンでは大雨の被害が各地で相次いでいて、過去3週間の死者の累計は、全土で180人以上に上っています。

パキスタンの気象当局は今後2日間でさらに激しい雨が予想され、各地で鉄砲水や土砂崩れが発生する危険が高まっているとして、警戒を呼びかけています。