先月、インド西部で発生した旅客機の墜落事故について、アメリカメディアは複数の当局関係者らの話として、エンジンに燃料を供給するスイッチを「機長が切ったとみられる」と報じました。
この事故は先月12日、インド西部アーメダバードの空港を離陸したエア・インディア機が直後に墜落し、乗客乗員と地上にいた人、合わせて260人が死亡したものです。
アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルは16日、事故調査に詳しい複数の当局関係者らの話として、「エンジンに燃料を供給するスイッチを機長が切ったとみられる」と報じました。
コックピット内の音声記録を分析したところ、副操縦士が機長に対し、燃料スイッチを切った理由を尋ねると、機長は返答しなかったとしています。また、副操縦士が動揺していた様子だった一方、機長は冷静だったということです。
墜落事故をめぐっては、インド当局が12日に初期段階の調査報告書を公表し、燃料が遮断されたことで機体が推力を失ったと指摘しましたが、スイッチの切り替えが偶発的だったのか、意図的だったのかについては明らかになっていません。
一方、ロイター通信によると、こうした報道に対し、インド当局は事故の調査は続いていて、結論を出すのは時期尚早などと批判しているということです。
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