福岡県北九州市は民間企業の人材の力を借りてIT企業の誘致を進める取り組みを始めると発表しました。

北九州市の武内市長が17日の定例会見で発表したのは「企業誘致アベンジャーズ」です。

従来、市の職員が行っていた企業誘致を民間企業に在籍する人と一緒に進めようとするものです。

「アベンジャーズ」に任命するのは、すでに北九州市に進出しているIT企業の役員を想定していて、企業誘致に向けた企業の紹介やアドバイスなどを無償で行ってもらいます。

アメコミ風の専用の名刺も配布される予定です。

北九州市では昨年度、過去最多となる48社のIT企業が進出。

武内市長は小倉の都心部を「デジタル城下町」と位置づけた上で「企業が企業を呼ぶ循環を作っていきたい。官民一体となって企業誘致を進めたい」と話しています。