制作したのは神奈川県にある妙現寺の院主 福嶋壽生上人(91)です。

身延山大学附属図書館の展示会場には、約100点が並び、このうち縦30cm、横15cmほどの大型の作品は日蓮聖人を中心に釈迦如来や金剛力士などが精巧に表現されている一方、消しゴムという素材の効果で柔らかさや親しみも感じられます。

身延山大学 仏教学部 鈴木義孝特任講師:
「(福嶋上人の)人柄が出たような仏様の表情、優しい顔や怒った顔も趣がある。そういうものを見てもらいたい​」

展示会は7月末まで行われていて、試し押しや塗り絵の体験コーナーも設けられています。