14日昼過ぎ、徳島県の徳島自動車道で、伊予鉄バスが運行する高速バスとトラックが正面衝突し、バスが炎上しました。

この事故でトラックの運転手とバスの乗客のあわせて2人が死亡し、12人が重軽傷を負いました。

伊予鉄グループや徳島県警によりますと、14日午後0時半ごろ、徳島県阿波市市場町の徳島自動車道で、松山から神戸に向かっていた高速バスと、対向車線を走っていたトラックが正面衝突しバスが炎上しました。

この事故で、トラック運転手の男性と、バスの乗客の合わせて2人が死亡しました。

また、バスの39歳の男性運転手と残りの乗客のあわせて12人が重軽傷を負ったということです。

バスは、14日午前9時40分に愛媛県松山市室町の営業所を出発し、神戸市の三宮に向かっていて、事故当時、バスには乗客と運転手あわせて13人が乗っていたということです。

現場は片側一車線の対面通行区間の高速道路で、伊予鉄グループの広報によりますと、バスの運転手は会社の聞き取りに対し「対向車線のトラックがはみ出してきて、よけようとハンドルを切ろうとしたが、間に合わなかった。トラックはタイヤがパンクしバランスを崩したように見えた」と話しているということです。