今年9月に開催される東京世界陸上の代表に内定した県スポーツ専門員の2人を激励するセレモニーが、愛媛県松山市内で開かれました。

13日、愛媛県松山市内で開かれた高校生らによる陸上選手権大会。

そこに登場したのは、県のスポーツ専門員で9月の東京世界陸上の代表に内定した崎山雄太選手と野本周成選手です。

男子110メートルハードルの野本選手は、愛媛県八幡浜市出身。今月、東京で行われた日本選手権では13秒23で2位に入り、初めて世界陸上の代表に内定しました。

一方、愛媛県今治市を拠点に練習を続けている崎山選手も日本歴代2位の大記録で優勝し、2度目の出場を決めました。

セレモニーでは2人に花束が手渡され、それぞれが意気込みを語りました。

(男子やり投げ・崎山雄太選手)
「日本記録を投げて銅メダル以上を目指して頑張っていきますので」

(男子110mハードル・野本周成選手)
「メダル獲得を目標に12秒台を目指して頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

同じく県の所属で同世代の2人。

(男子やり投げ・崎山雄太選手)
「会場で会ったら必ず「14日お互い頑張ろう」と挨拶はしますね」

(男子110mハードル・野本周成選手)
「僕もすごく刺激になっていますし、(世界陸上に)「一緒に行けたらいい」と毎年言っていて、今年それがようやく叶ったので本当に良かったと思っています」

野本選手が出場する男子110メートルハードルの予選は、大会3日目の9月15日、崎山選手が出場する男子やり投げの予選は5日目の17日に行われる予定です。