愛媛県松山市は、保護者の就労の有無にかかわらず、保育所などを利用できる「こども誰でも通園制度」を10月から開始すると発表しました。

松山市によりますと「こども誰でも通園制度」は市内在住で保育所などに通っていない、生後6か月から3歳未満の子どもなら誰でも、保護者が働いている・いないに関わらず、保育所などを利用できるというものです。

松山市では来年度からの国の本格実施に先駆け、今年10月から始めることとなり、今年度は12施設で受け入れを行う予定です。

事前にオンライン登録が必要で、料金は1人1時間あたり300円以内、月に10時間まで利用できます。

(松山市・野志克仁市長)
「家庭とは違う集団活動を経験し、お子さんの成長が期待できるほか保護者も経験豊富な保育士から育児のアドバイスを受けられ、お子さんと保護者の双方に大きなメリットがあると考えている」

松山市は今年度、3500人余りが対象と見込んでいます。