地域で支援が必要な人を行政サービスなどにつなげる民生委員の活動について、地元の小学生らが交流を通して学ぶ取り組みが、浦添市で行われました。

この取り組みは、浦添市の社会福祉協議会や陽明高校などが連携し、なり手不足が課題となっている“地域の身近な相談役”、民生委員について広く知ってもらおうと企画されたものです。11日は、陽明高校の生徒が仲西小学校の3年生に出前授業を行い、クイズなどを交えて民生委員の活動を紹介しました。



このあと、実際に活動する民生委員も加わり、地域の安全な場所などを確認する「マップ作り」を行って交流を深めました。

▼児童
「お金をもらわずにできるのは、優しさがすごく大きくて、心が広いからかなぁと思いました。自分も困っている人を助けようと思いました」

参加者たちは世代の垣根を超えた交流を通して、民生委員の役割について理解を深めている様子でした。