アメリカのルビオ国務長官はロシアのラブロフ外相と会談し、ウクライナ侵攻をめぐり、ロシアから停戦に向けた新たな提案が示されたと明らかにしました。

アメリカ ルビオ国務長官
「(停戦に向けた)十分な進展はみられていない。戦闘終結の道筋を示すための行程表が必要で、複数の具体案を共有した」

マレーシアで行われたラブロフ外相との会談について、ルビオ国務長官は「率直で重要な会談だった」とし、ロシア側が停戦に向けた新たな案を提示したと明らかにしました。

ルビオ氏はこの提案について、トランプ大統領に報告され検討が進められるとした上で、「何かに繋がることを期待するが、過大な約束はできない」と慎重な姿勢も示しています。

また、会談では、停戦に向けた動きが進んでいないとして、アメリカ側が「失望と不満」を伝えたということです。