子どもの水難事故防止に役立ててもらおうと、香川県高松市にライフジャケットを寄付した男性に、教育委員会から感謝状が贈られました。

子ども用ライフジャケット30着を高松市に寄贈したのは、「ライジャケサンタ」として普及に務める森重裕二さんです。教育長から感謝状が贈られました。

(子どもたちにライジャケを!ライジャケサンタ 森重裕二代表)
「300人以上から支援いただいた分から寄贈させていただいたので、たくさんの人の思いとともに子どもたちのことを守る意識が広がっていくといいなと」

昨年の夏、全国で500件近い水難事故が発生し、死者・行方不明者は240人あまりにのぼります。

森重さんはクラウドファンディングで資金を集め、今年は15県28市町村にあわせて約600着の子ども用ライフジャケットを贈っています。

(子どもたちにライジャケを!ライジャケサンタ 森重裕二代表)
「新しい選択肢だと思うのでライフジャケットがあるということを知ってもらって命を守ってほしいということを心から願っています」

(高松市教育委員会 小柳和代教育長)
「小学校のうちに1回か2回は必ずライフジャケットをつけた水泳の授業ができるように働きかけていきたい」

水辺で遊ぶ機会が増える夏です。森重さんは、子どもたちにライフジャケットを必ず着用するよう呼びかけています。