犬や猫の殺処分の多さが問題となっている香川県高松市は、その数を減らそうと一時保護施設の整備を進めています。施設の愛称をネーミングライツで募ることになりました。

大西市長が会見で明らかにしたものです。市の犬猫一時保護施設は今年度末に完成予定で、正式名称は「高松市動物管理ステーション」です。犬20匹、猫30匹を収容することができ、元の飼い主への返還や新たな飼い主への譲渡につなげます。

2023年度、高松市では、犬66匹、猫57匹が殺処分され、犬については中核市でワースト1位です。

(大西秀人高松市長)
「殺処分をせず、動物愛護が進むシステムを高松市でもつくっていきたい」

高松市では、今月14日からネーミングライツ事業者を募集し、施設の運営費などの財源を確保したい考えです。