全国的に流行している激しいせきが続く「百日せき」の感染者が山梨県内でも止まりません。
年間の感染者は過去最多に迫り県はワクチンの接種を呼びかけています。
「百日せき」は激しいせきが数週間続く細菌性の感染症で、特に乳児が感染すると重症化する恐れもあります。
県感染症対策センターによりますと、6月29日までの1週間に報告があった県内の百日せきの患者数は12人で、今年の感染者数は150人になりました。
年間の感染者数は過去最多の2018年の152人に迫っていて、県は予防のために生後2か月から受けられるワクチン接種を呼びかけています。
また伝染性紅斑、いわゆる「リンゴ病」の感染者も甲府と富士・東部の保健所管内で警報レベルが続いていて、県は手洗いや咳エチケットなどの対策を呼びかけています。