電話詐欺の被害を防ぐため、山梨県の南アルプス警察署と地元の防犯団体が詐欺の注意点が書かれたハガキを製作しました。

このハガキは南アルプス警察署と地元の金融機関で作る防犯団体が共同でデザインしたもので「キャッシュカードやATMなどのキーワードが電話で出たら全部詐欺です」などと注意点が書かれています。

3日は防犯団体の荻野敏副会長らが南アルプス署を訪れ完成したハガキ1150枚を渡しました。

今後市内に配達されます。

山梨県内で警察官をかたる手口を含む今年の電話詐欺の被害は6月末までに37件で被害額は約1億3200万円に上り、去年の同じ時期と比べ4件増加し、6500万円上回っています。
またSNS型の投資・ロマンス詐欺は6月末までに24件で被害額は約3億2700万円に上り急激に増えています。

南アルプス警察署 横山寿朗 生安課長
「電話等でお金の話が出たらまずは詐欺だという事を疑っていただきたい。当然投資という話もお金のことに関わることなので投資についても注意していただきたいと思います」

県警は警察官をかたった不審な電話を受けた場合はいったん電話を切り最寄りの警察署などに連絡し確認して欲しいと注意を呼びかけています。