建設現場での転倒などの労働災害を防ごうと山梨県南アルプス市で安全パトロールが行われました。

これは山梨労働局が南アルプス市の建設現場で行ったもので、建設会社の女性従業員によるオレンジ隊など約30人が参加しました。

パトロールではコードなどに引っかからないための転倒対策や2m以上の高さの場所には転落防止として手すりやネットが設置されているかなどを確認しました。

2025年1月から5月までの県内の労働災害によるけが人は293人で、このうち4人が死亡していて死者は前の年の同じ時期と比べ1人増加しています。

山梨労働局 岩崎充局長:
「基本的な対応を取っていれば災害につながる芽の部分をつむことができますのでそういったところをしっかりやっていくことが重要だと思います」

このほかパトロールでは冷却グッズなど熱中症対策も視察していました。