終戦から80年の節目の今年。
戦争の悲惨な出来事を語り継ぎ平和について考える特別授業が山梨県笛吹市の小学校で行われました。

「大勢の人が戦争で亡くなりました」

平和の語り部講座は山梨県遺族会が県内の小学校の依頼を受け3年前から行っています。

1日は笛吹市の一宮北小学校の全校児童を前に遺族会の担当者が太平洋戦争で命を落とした山梨出身の人が約2万2000人いることなどを説明しました。

また遺族会女性部の杉原五十子部長が硫黄島で戦死した父親が戦地で身に着け2006年にアメリカから戻ってきた日章旗について話しました。

児童:
「絵みたいなのは何ですか?」
杉原五十子さん:
「これ日本の旗なのね。これがここ(胸)に入っているときに鉄砲で撃たれて穴が開いたんじゃないかって」
児童は:
「学校に普通に行けることが幸せだと感じた」
「イスラエルとイランで戦争をしているので、早く終わって無くなればいい」


児童たちは平和の大切さをかみしめていました。