香川県が、名物の「さぬきうどん」を世界に売り出します。「輸出用の調理済み冷凍うどん」の試作品が完成し、開発した事業者らが報告のため香川県庁を訪れました。


英語のパッケージの中には、うどんだけではなく、だしやかきあげも冷凍されていて、温めるだけで食べられます。香川県から開発を委託された業者が、輸出用冷凍うどんの試作品の説明に訪れました。


香川県は国の支援を受け、今年度から「さぬきうどんの海外販路拡大」に向けた取り組みを進めていて、委託した商社を通じてアメリカなどに輸出します。保存料などはアメリカの基準に合わせていますが、味は「讃岐基準」です。


早速、池田知事が試食しました。


「すごくもちもちして、コシもあって天ぷらもおいしい」

(池田 豊人香川県知事)
「世界中にマーケットが広がることで、香川の経済の振興にも大きくつながる必ずうれるのではないかなと」


香川県は来年からのテスト輸出を通して価格などを決定し、2025年度から本格的な輸出を始めたいとしています。