科学技術の振興に顕著な成果を収めたとして、今年度の文部科学大臣表彰を受けた
四国化成工業が、香川県の池田知事に受賞を報告しました。

県庁を訪れたのは、香川県丸亀市の化学品メーカー、四国化成工業の濱﨑社長と、受賞した社員5人です。
5人が開発したのは、従来よりも低い温度で固まる新しい「樹脂硬化剤」で、高温に弱い電子部品をスマートフォンに搭載できるようになるなど、技術の進歩に貢献したことが評価されました。
池田知事は「大変汎用性のある開発だ」などと、受賞を祝いました。

(四国化成工業 熊野岳機能材料開発部長)
「この開発で得た経験というのは大きかったと思います。この経験を生かして、どんどん新しいものを生み出して技術革新というところに貢献していきたい」
濱﨑社長は「これからも香川県での製造や開発に力を注ぎたい」と話しました。