甲州印伝などにあしらう「縞(しま)模様」をテーマにした展示会が甲府市で開かれています。

甲府市の印伝博物館です。
こちらには鹿革に糸を巻き煙で燻して付けた縞模様の甲州印伝などが展示されています。
三浦正則アナウンサー:
「一口に縞模様といっても縦縞に、横縞、交叉縞など、その種類や組み合わせでデザインは無数に広がります」
縞模様は、17世紀に東南アジアの織物から日本に伝わり、その後 江戸時代に着物や小物などに取り入れられ広まったとされています。
会場には江戸から大正時代にかけて作られた、様々な縞模様の財布や羽織など53点が展示されていて、古くから民衆に親しまれてきた歴史を感じられます。

この展示会は9月7日まで行われ、来月19日から8月末までの夏休み期間は小・中学生は無料です。