災害時の避難所の開設や運営体制の強化を目的とした研修会が甲府市で行われました。

研修会には山梨県や各市町村の避難所運営に関わる職員およそ50人が参加しました。
まず初めに甲府地方気象台の担当者が、県内は27市町村のうち25の市町村が南海トラフ地震の際に防災対策を推進する必要がある地域に指定されていて、大きな災害になるおそれがあることを説明しました。
その後、参加者は7班に分かれ防災の専門家を交えて 土砂災害やため池の決壊など県内各地の避難所周辺の災害リスクについて話し合いました。
また外国人が多い地域は言語の問題が発生することが考えられるなど地域による避難所運営の課題についても活発に議論を交わしていました。