山梨県内で去年1年間に職場で熱中症になった人は61人で、過去最多だったおととしに次ぐ多さとなりました。

山梨労働局によりますと去年1年間に県内で熱中症による労働災害と認定された人は61人でした。

過去最多だった前の年より5人減りましたが過去2番目の多さです。亡くなった人はいませんでした。

業種別では建設業が17人で最多となっていて、続いて警備業が10人、製造業が7人などとなっています。また月別では7月が35件と最多で6月や9月にも発生しました。

熱中症の重篤化を防ぐため、今月から事業者には職場での熱中症対策が義務付けられています。山梨労働局は作業内容や時間に配慮するなど熱中症への備えを呼びかけています。