ハンセン病について正しく知ってもらおうと、香川県高松市で企画展が開かれています。
明治から大正の時代の強制収容のようすです。病を患ったというだけで、入所者は人権を踏みにじられました。

企画展は、6月下旬の「ハンセン病問題を正しく理解する週間」にあわせて毎年開かれているもので、国の誤った隔離政策を伝えるパネルのほか、高松市にある国のハンセン病療養所、大島青松園の入所者の作品も展示されています。

「古里で 待ってくれるは お墓だけ」。年月を経て親兄弟が亡くなり、療養所にひとり残された悲しみを詠んだ川柳です。
企画展は、瓦町FLAGの市民交流プラザで今月(6月)30日まで開かれています。