今年2022年産のコメの出来具合をあらわす作況指数は、青森県全体で99の「平年並み」の見通しで、主食用米の予想収穫量は去年を約1万トン下回る20万1400トンと過去最も少なくなりました。
東北農政局によりますと、10月25日現在のコメの出来具合をあらわす作況指数は、県全体で99で「平年並み」となっています。地域別では、青森と南部・下北が101で「平年並み」、8月の大雨で水田の冠水や土砂の流入の被害があった津軽は97で「やや不良」となっています。

県全体の10アール当たりの予想収量は、前回の調査から1キロ少ない594キロで、特に青森地域では3キロ少ない593キロと、8月以降の日照不足による登熟への影響で前回調査より減少しました。これにより県全体の予想収穫量は20万1400トンで過去最も少なくなりました。

