夏の参議院議員選挙について、香川県では当初の想定より立候補者が増えることが見込まれるとして、ポスター掲示板の区画数を増やす作業が始まりました。

けさ(23日)、高松市では、すでに設置された掲示板の注意書きの部分にシールが貼られ、区画が8から10に増えました。県選管によりますと、今月(6月)20日に開かれた立候補予定者説明会に6つの陣営が参加したほか、2つの陣営から問い合わせを受けているということです。
さらに立候補者が増えた場合、区画が足りなくなることから各市町に対応を指示したもので、香川県では初めてのことです。
(香川県選挙管理委員会事務局 藪内崇司次長)
「複数の人から立候補に向けた相談を頂いています。選挙運動が公平に行われないことがないよう、このような判断をしました」

参院選は来月3日公示、20日の投開票が有力視されていて、県内に2724ある掲示板の区画の増加を、公示までに間に合わせることにしています。