アメリカのトランプ大統領はアメリカ軍がイランの核施設3か所に攻撃を行い、完全に破壊したと発表しました。ワシントンから中継です。
「力による平和」を標榜するトランプ大統領は交渉によりイランの核放棄を実現することは難しいと判断し、軍事介入に踏み切りました。
トランプ大統領
「今夜、私は世界に向けて、今回の攻撃が大成功を収めたことを報告する。イランの主要なウラン濃縮施設は完全に消滅した。中東の乱暴者であるイランは今こそ和平に応じなければならない」
トランプ大統領はさきほど、日本時間の午前11時ごろから国民向けに演説し、アメリカ軍がイランのフォルドゥ、ナタンズ、イスファハンの3か所の核施設に対して攻撃を行い、「完全に消滅させた」と表明しました。
そのうえで、イランと攻撃の応酬を続けてきた「イスラエルのネタニヤフ首相を祝福したい」と述べました。
FOXニュースはアメリカ軍がイランにとって最も重要な中部フォルドゥの核施設への攻撃に、大型の地中貫通弾「バンカーバスター」6発を使用したと伝えています。
フォルドゥの核施設は地下80メートルの深さに位置するとみられていて、イスラエルがアメリカ軍に「バンカーバスター」の使用を求めていると伝えられていました。
また、FOXニュースはアメリカ軍がナタンズとイスファハンの核施設に対しては巡航ミサイル「トマホーク」30発を発射したと伝えています。
一方、CNNテレビは関係者の話として、アメリカ軍は現時点でイランへの追加の攻撃を予定していないと伝えました。
また、CBSテレビによりますと、アメリカはイランに接触し、体制転換を目指す意図はないと伝えたということです。
トランプ大統領としては今回の攻撃によりイランを交渉の席に引っ張り出して核放棄を迫りたい考えですが、イランが応じなければ再びイランの他の標的を攻撃する構えも見せていて、アメリカを巻き込んで中東の衝突が拡大するシナリオも現実味を帯びてきています。
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